気がつけば今日もカフェ

おいしい、ヘルシーが好きな三十路女のカフェめぐり日記。気ままに綴ってゆきます。

海を間近にこだわりを味わう⚫さんぽう穀ワリー

赤穂御崎。
風光明媚なこの地に、そのカフェはあります。


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神社の参道を入ってすぐ右手。


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福助人形の看板が出迎えてくれます。


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「SANPOU KOKUERY(さんぽう穀ワリー)」。播磨灘を望みながら、穀物100%のコーヒー「穀琲(こくひー)」や養菓子と銘打ったスイーツなど、こだわりの味を楽しめます。
(以前は「天と海と菓子とSANPOU」という名前でしたが、昨年11月に屋号を改められました)

店内は、オーダーしたもの以外は撮影禁止なので、お店の様子はお伝えできませんが、落ち着いたステキな空間です。



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冬の風物詩、大納言ぜんざい。フルーツ盛り合わせとお茶がセットになっています。



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お汁があふれそうなほど入っています。さらっとして、あと味すっきりの優しい甘さ。小豆の素材の味が生きています。こってりしたあまーいぜんざいが苦手な人でも、これならいけるんじゃないでしょうか。

お餅は白餅と玄米餅。香ばしく焼いてあり、玄米餅はプチプチとした歯ごたえ。

フルーツと一緒についているのは、生姜とくるみと昆布の佃煮。くるみのコリコリ食感がくせになりそう。これは絶対ごはんに合いますね。



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何気なく添えられたお茶ですが、こんな優れた効用が。


こちらは、春秋限定の養風あんみつ。

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あんみつにぜんざい・・・あんこ好きの私にはうれしいメニュー。
ちなみに、夏には自家製シロップのかき氷が登場します。


ショーケースには、季節のケーキやタルトなどが仲良く並んでいます。もちろん、テイクアウトのみもOK。焼き菓子やお茶も販売されていて、おみやげに喜ばれそうなものばかり。



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サクサクのクランブルをふたに見立てた、ふたをした木苺とルバーブのケーキ。きゅうんと甘酸っぱいルバーブは、“初恋の味”ということばを連想させます。


そして、忘れてはいけないのが、これ!

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卵、小麦粉を使わないおとうふスイーツ、ぷくぷく豆富。柔らかい生地の中に、なめらか豆富クリームがたっぷり入っています。まさに絶品!ひと口惚れのおいしさです。



それからそれから、スイーツだけではなくブランチも用意されています。開店から13時までの数量限定。今の時期は、「粥有十利(しゅうゆうじり)」というお粥のセットがいただけます。


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赤穂の本にがりを使った手揚げ豆富に小鉢が2品、おだんごがついています。よく見ると、香の物に結び昆布が(奥左側の小鉢)。縁起が良い昆布、結んであるのでさらに縁起が良い。さりげないおもてなしがうれしいですね。


どのメニューにも店主さんのこだわりが感じられます。大切に、丁寧に、作られているのでしょうね。


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あたたかい店内、目の前には海、そして、おいしいスイーツやブランチ。なんともぜいたくなひとときです。



さて、おなかがほっこりしたところで、周辺をちょっと散策。


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海の守り神であり、縁結びの神様でもある伊和都比売(いわつひめ)神社。


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海に向かって建つ鳥居。海をゆく船乗りたちは、この鳥居を目印に航海安全を祈ったのでしょうね。


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左に見えるのは家島諸島。右前方には、う〜っすらと小豆島が。


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こんな坂を見ると、駆け下りたくなる。


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そして、駆け上がりたくなる!


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映画のワンシーンのような風景。



この場所に出合えたことを感謝して、そしてまた、次も笑顔でここへ来られることを願って。


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SANPOU KOKUERY
赤穂市御崎2-1
伊和都比売神社前
☎︎0791-42-5155
10:00から17:00まで
水曜定休
☆満席のときは、お店の方に名前と電話番号を伝えておくと、席が空き次第電話してくださいます。