気がつけば今日もカフェ

おいしい、ヘルシーが好きな30女のカフェめぐり日記。気ままに綴ってゆきます。

あんこのつぶやき⚫あずきの話

最近つぶやいてばかりですが、今日もまたつぶやきを。


前回紹介したカフェ「かゑもん」では、自然栽培小豆を販売されています。家でたびたびあんこを作るので、思いついては何度か購入しています。


f:id:ankobit:20180628225126j:plain

きれいな赤い色。

あんこといっても、つぶあんこしあんがあるし、かため、やわらかめ、つぶつぶ感の残ったもの、超甘いやつ・・・など、人それぞれ好みがありますよね。

大のあんこ好きの私ですが、甘すぎるものより、ちょっと甘さ控えめで、豆のかたちが残っているつぶあんが好き。

というわけで、今日もことこと小豆を炊きます。
炊けるまでの待っている時間も、なんだか好きなのです。本を読んだり、書きものをしたり、おやつを食べたり・・・。

あ、そうだ!せっかくだから、小豆のお話を少し。


小豆は栄養満点の食材。
大豆などと同じくたんぱく質が豊富なのは言わずもがな、便秘予防にうれしい食物繊維もたっぷり。
疲労回復に効くビタミンB1や、抗酸化作用のあるポリフェノールも多く含みます。
さらに利尿作用もあり、むくみ予防にも○。

あんな小さな粒に、こんなにたくさんの栄養がつまってるなんて、小豆ってすごいですよね。


そして、小豆の赤色。
日本では古来から、この赤には厄除け・魔除けなどの神秘的な力があると信じられてきました。
だから、お彼岸におはぎをお供えしたり、おめでたい日に赤飯を炊いたりするのですね。


ういろうの上に小豆がのった三角形のこの和菓子も、そのひとつ。


f:id:ankobit:20180629214121j:plain

「夏越の祓(なごしのはらえ)」で食べる「水無月」です。

「夏越の祓」とは、1年のちょうど折り返しにあたる6月30日に、半年の罪やケガレをはらい、残り半年の無病息災を祈願する神事のこと。
神社では、茅(ちがや)の草で編んだ輪をくぐる「茅の輪くぐり」が行われます。

これにあわせて 「水無月」を食べる風習があるのです。

邪気をはらう小豆に、三角形のういろうは暑気をはらう削りたての氷を表しています。
冷蔵庫などない時代、庶民にとって氷は高嶺の花だったそう。そこで、三角形の生地を氷に見立てたのです。先人の知恵ですね。

ちなみに、写真は以前に紹介した「甘音屋(あまねや)」の水無月。せっかくなので、みなさんも、お近くの和菓子屋さんをのぞいてみてくださいね。


さてさて、そんな話をしているうちに、できました。ほっこり、ぽってり、いとしのつぶあん


f:id:ankobit:20180625075634j:plain


このまま食べるもよし、お菓子に使うもよし、トーストに塗るもよし。食べかたいろいろ。いろいろと言いながら、このまま食べてしまう私です、、、

和菓子屋やカフェのあんこももちろんおいしいけれど、自分で作ったあんこはね、また格別なのです。

いのちをつなぐ大地のおやつ⚫天然滋味KAゑMON

f:id:ankobit:20180609173020j:plain

小野の隠れ家カフェ「天然滋味KAゑMON」。
数年前から気になっていて、今年3月にやっと初訪問。それ以来通いつめてしまっている、大好きなカフェです。


f:id:ankobit:20180618144411j:plain


f:id:ankobit:20180619095951j:plain

農業を営む店主さんが、自宅横にある築100年の納屋を改装してオープン。今年で8周年を迎えます。



f:id:ankobit:20180619095535j:plain

外観は普通の民家のようですが、引き戸を開けた瞬間、なんだか違う世界に来たような雰囲気。木のぬくもりに包まれ、時間がゆるやかに流れます。



f:id:ankobit:20180619095631j:plain

農薬や肥料に頼らない、自然の力をいかした自然栽培という農法で、お米や小麦、野菜、小豆などを育てておられる店主さん。



f:id:ankobit:20180619112126j:plain

f:id:ankobit:20180619132440j:plain

カフェでは、自ら大切に育てた素材を使ったお菓子などを提供されています。



f:id:ankobit:20180609173610j:plain

このお店を知ったきっかけの玄米タルト。飲みものは、デトックス効果のある野草茶 ビワ茶。

タルト台には小麦全粒粉、生地には玄米粉が使ってあり、さっくり、プチプチ、優しい甘さ。大切に育てられた食材で作られているのだと思うと、ゆっくり、じっくり、噛みしめたくなりますね。
添えられたクリームチーズも自家製です。



f:id:ankobit:20180609173734j:plain

野草茶はほかに、よもぎ茶とすぎな茶があり、こちらもそれぞれうれしい効能が。
しかも、この野草も無農薬無肥料のもの。



f:id:ankobit:20180608200104j:plain

こちらは、自家製あいすくりん。
ミルク、紅茶、くるみなど数種類ありますが、私が選んだのは、あずき。そう、あずきあんがのっているのです!長期発酵ヨーグルトなるものがブレンドしてあり、さっぱりしたあと味がうれしい。



f:id:ankobit:20180608194825j:plain

お気に入りのミルクチャイのプリンと、ココア。
ぷるぷるのプリンに、シナモンのいい香り。底にはつぶあんが入っているので、混ぜていただきます。そう、あんこが入っているのです!



f:id:ankobit:20180608194858j:plain

混ぜたらこんな感じ。あっさりした甘さのあんこは、小豆の粒の形が残っていて、あ〜小豆食べてるわ〜って思える食感がたまらない。

このあんこが本当においしくて、ひと口ひと口が至福の味。あんこ好きという店主さんとのあんこの話も楽しいのです。

そして、無糖なのにほんのり甘いココア。シロップがついていますが、私は入れなくても十分でした。

コーヒーがおいしいというカフェは数あれど、ココアはどちらかというと脇役。実はコーヒーが飲めない私は断然ココア派。こんなふうに丁寧にココアを入れてくれるお店に出あえると、とってもうれしい。



f:id:ankobit:20180502191604j:plain

そしてこちらは、唯一のランチメニュー オーガニックカリィ。
からいものが苦手な私。カレーを売りにしているカフェは多いのですが、からいというイメージが先行してなかなか食べられませんでした。でも、ここのカレーはからくない!ていうか、甘い!

インド料理店を営むお知り合いに教わったというこだわりっぷり。野菜は玉ねぎのみ。ハーブやカカオなどの隠し味が入っているからか、コクがあってフルーティ。



f:id:ankobit:20180609171720j:plain

カレーと言えばナンのイメージですが、ここではチャパティ。小麦全粒粉を使ったチャパティは、噛めば噛むほど味が出てきます。半分にちぎって、中にカレーやサラダをお好きに挟んでくださいとのこと。あ、これおいしいわ〜。

お米は六分づきで食べやすく、店主さんいわく、このカレーはごはんを食べてもらうためのカレーで、メインはお米だそう(笑)でもほんと、丹精こめて育てたお米だからこそ、そう思われるのでしょうね。

クリームチーズと、香ばしい六条麦茶もついてます。



f:id:ankobit:20180619132147j:plain

そしてそして、見た目も夏らしいハッカの炭酸水。
(ここでもプリン登場です)
ハッカのさわやかな香りと優しいシュワシュワに、元気をもらえます。


テイクアウトの焼き菓子もずらり。

f:id:ankobit:20180619161123j:plain

イートインもできるスコーン。ほろほろとやわらかな口あたりですが、素材をしっかり味わえる存在感ハンパないおやつ。


f:id:ankobit:20180619161203j:plain

マドレーヌ(上)とサブレ(下左)。サブレのざっくりした食感がやみつきになり、家族へのおみやげに買ったのに自分で食べてしまうこともしばしば。


f:id:ankobit:20180619174445j:plain

こんなジャムもあります。



f:id:ankobit:20180619163601j:plain

そうそう、看板には三日月と満月が描かれていて、店内にはこれと同じ置きものが。


f:id:ankobit:20180619170125j:plain

なんで月なんだろう?

お聞きすると、月は農業と深い関わりがあるのだとか。月の満ち欠けがひとの体調に影響を与えるように、植物の成長にも関係するため、農業は昔から月齢のリズムを利用して行われてきたそう。
自然の摂理に従って生きる、ということですね。



f:id:ankobit:20180622100546j:plain

カフェで提供しているお菓子は、おやつというより、農産物と同じ“いのちをつなぐ食べもの”という思いで作っているという店主さん。
控えめな印象ですが、素材やつくるものに真摯に向き合われていて、ポリシーを持っていらっしゃるのだなあと、しみじみ感じます。

だから、「KAゑMON」のお菓子は何度も食べたくなるのかな?


f:id:ankobit:20180619175618j:plain


というのも、どんなものでも、はじめて食べたときがいちばんおいしいですよね。で、好きだから何度も食べるし、いつ食べてもおいしいけど、はじめての感動はやっぱり味わえない気がするんです。

でも、ここのおやつは、食べれば食べるほどおいしい!と思わせてくれる。

もちろんはじめて食べたときも感動しましたが、不思議なことに、2回3回と食べるほどにおいしいと感じるんです。素材の味が生きているって、こういうことなんだなと実感。まさに天然滋味。



f:id:ankobit:20180619180258j:plain

f:id:ankobit:20180619180142j:plain

しっとりと流れるジャズが心地よく、つい長居してしまいそうに。


f:id:ankobit:20180622091847j:plain

冬にはからだの芯まであたためてくれる薪ストーブ。


2階はこんな感じ。

f:id:ankobit:20180619180959j:plain

窓から射しこむ自然光が、空間を優しく色づけしています。あの奥の席で、本を読みながらゆったり過ごすのもいいですね。



f:id:ankobit:20180622090913j:plain

食べものだけでなく、調度品や照明、統一されたシンプルな食器類など、随所にセンスのよさが光ります。



f:id:ankobit:20180619182050j:plain

素朴だけれど味わい深い。
こんなステキなカフェ、なんでもっと早くに行かなかったんだろう・・・。でもきっと、今がそのタイミングだったんでしょうね。


語りたいことがたくさんあって、ついつい長い記事になってしまいました。最後までおつきあいくださってありがとうございます。



f:id:ankobit:20180620134837j:plain

カウンターの、このでっぱりがなんとなく好き。




⚫○⚫○⚫
天然滋味KAゑMON
小野市黍田町890
☎︎0794-63-3359
12:00から18:00まで
木曜定休

あんこのつぶやき⚫水ようかん

前回つぶやいたところですが、今回もまたつぶやきを記します。


大阪北部地震から1週間。
みなさん、大丈夫でしたでしょうか?

私の住んでいるところも揺れました。
あの時間、ちょうど外で洗濯物を干していて、思わずしゃがみこみました。

ライフラインはほぼ復旧しつつあるようですが、
被害にあわれたかたは、今も不安の中で過ごされていると思います。一日も早く平穏な生活に戻られることを、心からお祈りするばかりです。
また、亡くなられたかたのご冥福をお祈りします。


大切なひとと一緒に過ごせること、好きなところに行けること、好きなものを食べられること。
あたりまえのように思っているけれど、とてもありがたいことですね。



さて、田植えの時期です。
水を張った田が、なだらかな山を映して美しい。

f:id:ankobit:20180621233714j:plain

なんにもないまちだけど、こういう景色に出あえるから、やっぱりこのまちが好きだなあと思います。


そんな今日は、離れて暮らす祖母の家へ。暑くなってきたので、手土産には夏らしいお菓子を。


f:id:ankobit:20180624191700j:plain

神崎郡福崎町にある和菓子店「御菓子司あらき」の水ようかん。材料は、小豆と砂糖と寒天、そして葛粉のみ。あっさりしていて、なめらかなのどごしがなんとも言えません。竹筒のカップに入って、目にも涼しげ。

☞御菓子司あらき福崎店
神崎郡福崎町西田原1177
☎0790-22-7555
9:00から18:00
木曜定休


暑くなってくると、あ、食べたい!と、自然と思い浮かぶおやつ。私も好きですが、祖母も好きなので、なんとなくはりきって買っちゃいます。

今年初の水ようかん。
祖母と一緒に、ひと口ずつ味わって、いただきます。






あんこのつぶやき⚫あんみつ

月日が経つのは早くて、気がつけばもう一年の折り返し地点。



f:id:ankobit:20180614142721j:plain

母が育てているズッキーニが、堂々と花を咲かせているのを見て、あ、私も次に進まなきゃ。と、はっとしました。

でも、あんまり急ぐと途中で疲れてしまうから、あせらず、自分のペースで進んでゆきたい。

そんなことを思いながら、ひとりでカフェをめぐる梅雨の晴れ間の休日。



f:id:ankobit:20180614143206j:plain

よもぎわらびもちのあんみつ。
以前紹介した加古川の古民家カフェ「楓屋」の夏メニューです。

あんこ、わらびもち、きなこ(のアイス)。私の好きなものがぜんぶのっている、心ときめくひと皿。
イカの寒天とクコの実の赤色がアクセント。
添えられたカエデの透き通るようなみどりが、さらに彩りを加えています。

懐かしいようで新しい、何度でも食べたいおやつ。

きっと誰にでも、ひと口食べれば笑顔になれる、そんなお気に入りのおやつがあるんだろうな。


こんなふうに、自分の時間を大事にしながら、ゆっくり、じっくり、進んでゆこう。



f:id:ankobit:20180614140603j:plain

朝の散歩道で出あうアジサイも、ゆっくりでいいんだようって、言ってくれてる。

食材の力強さを味わえる農家のランチ⚫八葉食堂

f:id:ankobit:20180519190941j:plain

姫路の市街地から少しはなれた田園風景が広がる夢前町に、2月にオープンした「八葉食堂」。
車で前を通るたびに気になっていたお店です。



f:id:ankobit:20180604001020j:plain

「八方美米・八方美菜」という名前で農業を営むご夫婦が、自ら育てたお米やお野菜をふんだんに使ったランチを提供しています。畑はお店からほど近いところにあり、お野菜は新鮮そのもの。



f:id:ankobit:20180603165628j:plain

無農薬、無肥料栽培。自然の力を最大限に利用して大切に育てています。年間60種類ものお野菜を栽培しているというからびっくり。
「八方美米・八方美菜」というネーミングには、美しいお米や野菜を広げていきたい、という思いがこめられているそう。



f:id:ankobit:20180519192229j:plain

ランチのメインは月替わり、おかずは日替わり。
旬の食材をたっぷり取り入れた、からだにうれしい定食。

メインには豆腐入りつくねをいただきました。
大根の菜花やエシャレットなど、ふだんは食べないものがあったり、野菜の味を引き出す工夫がされていたりと、さすが農家のごはんやさん。
噛むほどに野菜の力強い味わいが広がります。


f:id:ankobit:20180612001934j:plain

つくねの味噌ダレは自家製の三年味噌。深みがあっておいしい。これさえあればごはん何杯でもいけそうです。

土鍋で炊いているという玄米ごはんは、おにぎりで登場。驚いたのは、そのプチプチ食感。お米の特徴なのか、緑もちという古代米も入っているからなのか、歯ごたえがほんとにいいのです。


f:id:ankobit:20180603165329j:plain

家でも玄米を食べている私。店内で販売されている玄米を買ってみました。家で炊いてみたところ、やっぱり歯ごたえがしっかりしていておいしかったです。が、お店で食べたときのプチプチ感が忘れられない。これはもう、通うしかない!(笑)

お弁当の持ち帰りもできるそうなので、忙しいけどしっかり食べたい!というときにぴったり。



f:id:ankobit:20180603164553j:plain

食後の甘酒ミルク。
自家製甘酒はまだ仕込み中とのことで、今回は残念でしたが、また次の機会にいただいてみたいと思います。



f:id:ankobit:20180604001157j:plain

f:id:ankobit:20180604001252j:plain

こじんまりとした、ナチュラルテイストの店内。



f:id:ankobit:20180604001526j:plain

カウンター席に座らせてもらったのですが、足元にカバンをかけるフックがついていて、ちょっと感激。


f:id:ankobit:20180604002219j:plain

さらに感激したのは、カウンター越しの窓からの風景。山のみどりが鮮やかで、まるで絵が飾ってあるよう。


営業日は火、木、土の週3日。それ以外の日は、配達で姫路界隈の飲食店などをまわっているそう。お聞きすると、私が知っているお店にもおろしているとのこと。へぇーあのお店のお野菜は八方美菜さんのだったのか〜と、ひとりで納得。


店内にも、お野菜の販売スペースが。

f:id:ankobit:20180603165223j:plain


そしてその横には、広島尾道のチョコレート屋さん「ウシオチョコラトル」のチョコが!

f:id:ankobit:20180603170130j:plain

2年前に尾道に行ったときに知ったこのチョコ。そのときは買わなかったのですが、帰って来てから、やっぱ買っときゃよかった〜!と悶々としていました(笑)まさか、こんなところであえるとは・・・。


f:id:ankobit:20180611185318j:plain

素材にこだわっていて、パッケージもかわいい。レモンの風味がさわやかなグアテマラを買いました。



f:id:ankobit:20180611185839j:plain

自分で作った農産物を自分の手で調理し、それを自分のお店で提供する。そういう食堂やカフェってなかなかないですよね。「Farm to Table(畑から食卓まで)」とはよく聞くことばですが、まさにその理想のかたちなんじゃないかなと思います。


農業をはじめて今年で9年になるというご主人。
きっかけは、大分で無農薬農業を実践しているひとの講演を聞いたこと。そのひとに弟子入りし、無農薬農業を学んだそうです。

イベントに出店したり、ご自身でもイベントを開催したりと、超バイタリティのあるご主人。業種を超えたいろんなひととの出会いがあり今がある、と話すご主人の力強さは、食材の力強さと重なります。



f:id:ankobit:20180611180458j:plain


店内の販売コーナーにもありましたが、パクチー栽培にも力を入れているそう。パクチー=おしゃれ女子が好きなやつ、というイメージがある私。パクチーの独特な味が苦手な私は、おしゃれ女子になれない(笑)のですが、ちょっと食べてみたいなあと興味がわきました。



f:id:ankobit:20180604003256j:plain


今後は、店頭でも野菜を予約販売できるようにし、カフェメニューも充実させていく予定なんだとか。どんどん進化していきそうな予感。

あ、そうそう。「八葉食堂」の店名の由来は、「八方美米・八方美菜」の“八”と、奥さまのお名前「葉子さん」の“葉”からなんですって。これからも夫婦二人三脚でがんばっていただきたいですね。



f:id:ankobit:20180611234638j:plain

「八葉食堂」のとなりには、地元のお米や野菜、スイーツなどを販売する道の駅「夢街道farm67」が。(右奥のえんじ色の屋根の建物が八葉食堂です。)


f:id:ankobit:20180611234751j:plain

大きないちごのモニュメントが目印。
ちょっと立ち寄ってみるのもいいですね。



⚫○⚫○⚫
八葉食堂
姫路市夢前町宮置349-1
☎︎080-5319-9915
11:30から16:00 まで
火・木・土曜のみ営業

洗練された空間と和の甘味を堪能⚫あまねや

f:id:ankobit:20180427130742j:plain

姫路広畑に本店を構える和菓子店「甘音屋(あまねや)」。



f:id:ankobit:20180430113606j:plain

f:id:ankobit:20180430113630j:plain

きれいに陳列されたお菓子はどれもおいしそうで、ディスプレイを眺めるだけでも楽しい。



f:id:ankobit:20180429105334j:plain

マシュマロのような生地で黄身あんといちごを包んんだ、とろける食感のいちご大福。
もちっとしたお団子に甘じょっぱいタレがたっぷりかかった、冷やして食べるみたらし。



f:id:ankobit:20180528124942j:plain

おつかい菓子には、竹かごに入った詰め合わせも。



f:id:ankobit:20180430080444j:plain

もらってうれしい、買ってうれしいお菓子ばかり。


たびたび足を運んでいたお店でしたが、先月、大津にカフェスペースを設けた「茶房あまねや」がオープンしたと聞き行ってきました。

道が狭く看板もないため少しわかりづらいのですが、だからこそ行く価値があるというもの!



f:id:ankobit:20180427004918j:plain

黒い壁に あまねや の文字。



f:id:ankobit:20180427125422j:plain

築80年の古民家をリノベーションした趣のあるたたずまい。



f:id:ankobit:20180427131211j:plain

かえでのみどりが美しい。



f:id:ankobit:20180427131307j:plain

のれんをくぐって・・・



f:id:ankobit:20180427131500j:plain

中に入ると、左手には何やら非日常な空間が。あとでちょっとのぞいてみましょう。



f:id:ankobit:20180427131552j:plain

正面には店頭販売のお菓子が、本店同様整然と並びます。その上の照明が重厚な雰囲気で目を引きますね。



では、お待ちかねのカフェスペースへ。


f:id:ankobit:20180427132144j:plain

手前の部屋は白を基調とした空間。



f:id:ankobit:20180518212046j:plain

一階の天井をとっぱらって吹き抜けに。
開放感がありますね。



f:id:ankobit:20180427132301j:plain

奥は黒で統一され、スタイリッシュな内装になっています。ぱっと見ると、まったく別の世界のような印象。

古民家カフェって、靴を脱いでたたみのお部屋でのんびり〜というイメージですが、いい意味で予想を裏切られた感じ。これは相当思いきったリノベなのでは!?

オーナーさんにお聞きすると、黒い部屋のほうは、おくどさんの煤で壁が黒ずんでいたため黒漆喰を塗ることにしたのだとか。メリハリをつけたくて、となりを白にしたとのこと。そのセンスに感心。



f:id:ankobit:20180508161018j:plain

こちらの食器棚は大正時代のもの。カフェ専用に作られた有田焼や丹波焼のうつわが並びます。



さてさて。

f:id:ankobit:20180528142823j:plain

席に案内していただき、おしながきをじっくり・・・見るまでもなく、食べたいもの決定。本わらび粉を使ったわらびもち「真 蕨(しん わらび)」。平日限定のメニューです。

あんこも好きだけど、わらびもちも大好きな私。これは食べないわけにはいかない!ということで、迷わずオーダー。

注文を受けてから練り上げ、できたてを出してくれる本格派。15分ほど待ちますが、待っている時間も楽しいものです。



f:id:ankobit:20180508153509j:plain

来ましたー!
本わらび粉を使ってあるからか、黒い!そのネーミングのとおり、本物って感じです。うつわや配膳のしかたもスタイリッシュ。



f:id:ankobit:20180508154508j:plain

沖縄波照間産の黒糖を使った黒蜜と香ばしい深煎りきなこをかけて、いただきます。



f:id:ankobit:20180508154545j:plain

ぷるぷるしていて弾力があります。口に運ぶと・・・おおっ。もっちり〜な食感がたまらない!

素材や作り方にこだわっているだけあって、800円と少しお高めですが、一度は食べておきたい絶品です。



食べたあとは再び店内散策。
そうそう、入ったときに気になっていた玄関左手のお部屋。


f:id:ankobit:20180508160153j:plain

ここは展示ギャラリーとなっていて、訪問時には陶芸作家さんの作品が展示されていました。
もとは一つひとつの部屋でしたが、戸をすべて取りはずし、たたみもフローリングに。
カフェでは、ここに展示してある作家さんが作ったうつわも使われているそう。



f:id:ankobit:20180508160828j:plain

アートに疎い私ですが、広々とした木の空間と縁側からの眺めにほっとして、しばしくつろいでしまいました。


自らリノベーションを手がけたというオーナーさん。このお店は、オーナーさんにとっての“ 姫路”をイメージしたものなんだとか。
非日常感のあるギャラリーや、白と黒の落ち着いたカフェスペース、ほっとする甘いお菓子。姫路を訪れた観光客を迎え入れるように、「あまねや」を訪れるひとをもてなします。



f:id:ankobit:20180528134737j:plain

お菓子、お店の雰囲気ともに洗練された「あまねや」。だからといって肩肘張る必要なく、気軽にゆったりと和を堪能できるカフェです。


今回はわらびもちだけでしたが、次回はあんみつやあんころもち(あんこ好きならやっぱりあんこものは制覇しなきゃね)など、気になったメニューをいただいてみたいと思います。



⚫○⚫○⚫
茶房あまねや(甘音屋大津長松店)
姫路市大津区長松424-1
☎︎079-239-1230
お菓子の販売→9:00から18:00まで
カフェ→5月中は9:00から17:00まで
6月以降は10:00から17:00まで
5月中は無休、6月以降は水曜定休


甘音屋本店
姫路市広畑区蒲田5丁目200
☎079-239-1220
10:00から18:00まで
定休日なし

おしゃれな乾物ライフのススメ⚫うおくに商店

日本の伝統保存食、乾物。うま味が凝縮され、生のときには味わえない独特の風味が楽しめます。


f:id:ankobit:20180516163819j:plain


そんな乾物を専門に扱うお店「うおくに商店」は、前回紹介した「つばきや」の斜向かいにあります。

ん?和菓子屋さんに乾物屋さん・・・カフェめぐりブログなのに、カフェちゃうやん!とご指摘を受けそうですが、そこは大目に見ていただいて、しばしおつきあいくださいね。



f:id:ankobit:20180501112613j:plain

開放感のある店構えは、用がなくてもちょっとのぞいてみたくなる雰囲気。



f:id:ankobit:20180501112731j:plain

選りすぐりの商品が所狭しと並びます。


向かいのつばきやさんの山椒もちに、ここの山椒が使われてると聞いて・・・とお話すると、店主さんが山椒粉のサンプルを出してくださいました。


f:id:ankobit:20180508093111j:plain

鮮やかなみどりいろ。爽やかな香り。

使われているのは和歌山産のぶどう山椒。実が大粒でぶどうのように房になるため、そう呼ばれているそう。石臼挽きで手間ひまかけて作っているからこそ、香り、彩り、そして味、すべてにおいて純度の高い山椒粉ができるのだとか。「うおくに商店」自慢の逸品です。



f:id:ankobit:20180516165010j:plain

一味や七味もそろってます。
味覚が子どもな私・・・辛いものが苦手なので、こういったものは専門外(笑)なのですが、山椒のお話を聞いて思わず興味をひかれました。


目玉商品は山椒のほかにも。
水の代わりにヨーグルトで乾物をもどす、いま話題の乾物ヨーグルト。風味が増すうえ、そのまま食べられるので、水に溶けてしまう栄養もムダなく摂れる一石二鳥の調理法。
そこで!「うおくに商店」では、こんなものが販売されています。


f:id:ankobit:20180508095445j:plain

この袋の中にヨーグルトを入れてモミモミするだけという超便利なキット。
こんな商品よく思いついたなあと感心。これなら手軽に乾物料理ができますね。

私もたまに切干大根をヨーグルトでもどすのですが、シャキシャキ食感が損なわれないのでおいしいんです。食物繊維×乳酸菌。腸のおそうじにもってこいの組み合わせ。



f:id:ankobit:20180516170803j:plain

ちょっと気になったみどりの平たい豆は、青打ち豆。豆をつぶして乾燥させたもので、雪の多い地域で、冬のあいだの栄養源として食べられてきた保存食だそうです。
つぶしてあるので水もどし不要、いろんなお料理に使える便利なお豆さんです。



f:id:ankobit:20180516172330j:plain

乾燥野菜や豆類、海藻、お茶や調味料・・・あとはお米さえあれば、店内にあるもので充分生活できそうですね。
おやつ代わりになるドライフルーツもずらり。プルーンやキウイなど、外国産のイメージがある果物もすべて、うれしい国産。


さらにここでは、ほうきやたわしといった昔ながらのそうじ道具も取り扱っています。
棕櫚(シュロ)というヤシ科の木の樹皮から作られていて、しなやかでコシがあります。


f:id:ankobit:20180516173545j:plain

性能のいい掃除機が次々登場する現代ですが、最近はほうきが見直されていますね。

実際に履いてみると、その使いやすさを実感。手になじむ優しい感触で、頑丈だから長持ちしそう。職人さんが使う人のことを考えて、ひとつずつ丁寧に作ってるんだろうなあ。



f:id:ankobit:20180516194446j:plain

一般的なたわしはパーム(ヤシの実)を使ってあり、かたいのですが、シュロのたわしは柔らかく食器を傷つけません。しかも、スポンジよりも汚れが落ちやすいとなれば、重宝しそうですね。


ちなみに、おもてにぶらさがってるこの巨大たわし。

f:id:ankobit:20180518145314j:plain

お店のオープン記念に、職人さんが特別に作ってくださったんですって。インパクト大ですね。


私、恥ずかしながら、ここではじめてシュロという木のことを知りました。
シュロは昔から和歌山の特産物でしたが、安い輸入品などにとってかわられ、需要が減り採取する職人さんもほとんどいなくなってしまったそう。
だから、このシュロ製品はとても貴重なものなんですね。


そういえば、山椒もシュロも和歌山産。和歌山に縁があるお店なのかな?と思っていたら、「うおくに商店」の本店は和歌山にあり、店主さんのご両親が営んでおられるとのこと。こちらの神戸店は、店主さんご夫婦が。親子がそれぞれ別の地で乾物屋さんをされてるなんて、なんだかすてきですね。


そうそう、このお店のマーク、よく見ると結び昆布なんです。

f:id:ankobit:20180517221245j:plain


商品名の書かれたシールにも。

f:id:ankobit:20180517221427j:plain

さりげなく縁起物。


上で紹介した乾物ヨーグルトや、すぐに使える乾燥野菜など、もどすのがめんどうなんて悩みは無用の便利な商品がたくさん。店内も商品のパッケージもおしゃれで、乾物は古くさいというイメージも覆っちゃいます。ここに来れば、乾物が好きな人はますます好きに、そうでなかった人は乾物ライフをはじめたくなるはず。



f:id:ankobit:20180518150156j:plain


今回写真が少なかったので、次回もう少しいろいろ撮らせてもらって、また更新しようと思ってます。
そして、気になったけど買えなかったもの、次回は買って帰りまーす。


お店に並んでいる乾物を眺めながら、乾物カフェなんておもしろそうだなあと、ふと思いました。
乾物ランチ、乾物スイーツ・・・うん、これはあり!
全国探せば、もうすでに存在してるかも!?


さて、今夜は高野豆腐の豚肉巻き。
いただきまーす!

f:id:ankobit:20180518150920j:plain



⚫○⚫○⚫
うおくに商店
神戸市中央区中山手通4丁目10-30
☎︎078-855-8564
11:00から19:00まで
水曜定休