あんこのつぶやき⚫あんみつ
月日が経つのは早くて、気がつけばもう一年の折り返し地点。
母が育てているズッキーニが、堂々と花を咲かせているのを見て、あ、私も次に進まなきゃ。と、はっとしました。
でも、あんまり急ぐと途中で疲れてしまうから、あせらず、自分のペースで進んでゆきたい。
そんなことを思いながら、ひとりでカフェをめぐる梅雨の晴れ間の休日。
よもぎわらびもちのあんみつ。
以前紹介した加古川の古民家カフェ「楓屋」の夏メニューです。
あんこ、わらびもち、きなこ(のアイス)。私の好きなものがぜんぶのっている、心ときめくひと皿。
スイカの寒天とクコの実の赤色がアクセント。
添えられたカエデの透き通るようなみどりが、さらに彩りを加えています。
懐かしいようで新しい、何度でも食べたいおやつ。
きっと誰にでも、ひと口食べれば笑顔になれる、そんなお気に入りのおやつがあるんだろうな。
こんなふうに、自分の時間を大事にしながら、ゆっくり、じっくり、進んでゆこう。
朝の散歩道で出あうアジサイも、ゆっくりでいいんだようって、言ってくれてる。