気がつけば今日もカフェ

おいしい、ヘルシーが好きな三十路女のカフェめぐり日記。気ままに綴ってゆきます。

洗練された空間と和の甘味を堪能⚫あまねや

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姫路広畑に本店を構える和菓子店「甘音屋(あまねや)」。



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きれいに陳列されたお菓子はどれもおいしそうで、ディスプレイを眺めるだけでも楽しい。



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マシュマロのような生地で黄身あんといちごを包んんだ、とろける食感のいちご大福。
もちっとしたお団子に甘じょっぱいタレがたっぷりかかった、冷やして食べるみたらし。



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おつかい菓子には、竹かごに入った詰め合わせも。



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もらってうれしい、買ってうれしいお菓子ばかり。


たびたび足を運んでいたお店でしたが、先月、大津にカフェスペースを設けた「茶房あまねや」がオープンしたと聞き行ってきました。

道が狭く看板もないため少しわかりづらいのですが、だからこそ行く価値があるというもの!



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黒い壁に あまねや の文字。



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築80年の古民家をリノベーションした趣のあるたたずまい。



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かえでのみどりが美しい。



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のれんをくぐって・・・



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中に入ると、左手には何やら非日常な空間が。あとでちょっとのぞいてみましょう。



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正面には店頭販売のお菓子が、本店同様整然と並びます。その上の照明が重厚な雰囲気で目を引きますね。



では、お待ちかねのカフェスペースへ。


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手前の部屋は白を基調とした空間。



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一階の天井をとっぱらって吹き抜けに。
開放感がありますね。



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奥は黒で統一され、スタイリッシュな内装になっています。ぱっと見ると、まったく別の世界のような印象。

古民家カフェって、靴を脱いでたたみのお部屋でのんびり〜というイメージですが、いい意味で予想を裏切られた感じ。これは相当思いきったリノベなのでは!?

オーナーさんにお聞きすると、黒い部屋のほうは、おくどさんの煤で壁が黒ずんでいたため黒漆喰を塗ることにしたのだとか。メリハリをつけたくて、となりを白にしたとのこと。そのセンスに感心。



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こちらの食器棚は大正時代のもの。カフェ専用に作られた有田焼や丹波焼のうつわが並びます。



さてさて。

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席に案内していただき、おしながきをじっくり・・・見るまでもなく、食べたいもの決定。本わらび粉を使ったわらびもち「真 蕨(しん わらび)」。平日限定のメニューです。

あんこも好きだけど、わらびもちも大好きな私。これは食べないわけにはいかない!ということで、迷わずオーダー。

注文を受けてから練り上げ、できたてを出してくれる本格派。15分ほど待ちますが、待っている時間も楽しいものです。



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来ましたー!
本わらび粉を使ってあるからか、黒い!そのネーミングのとおり、本物って感じです。うつわや配膳のしかたもスタイリッシュ。



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沖縄波照間産の黒糖を使った黒蜜と香ばしい深煎りきなこをかけて、いただきます。



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ぷるぷるしていて弾力があります。口に運ぶと・・・おおっ。もっちり〜な食感がたまらない!

素材や作り方にこだわっているだけあって、800円と少しお高めですが、一度は食べておきたい絶品です。



食べたあとは再び店内散策。
そうそう、入ったときに気になっていた玄関左手のお部屋。


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ここは展示ギャラリーとなっていて、訪問時には陶芸作家さんの作品が展示されていました。
もとは一つひとつの部屋でしたが、戸をすべて取りはずし、たたみもフローリングに。
カフェでは、ここに展示してある作家さんが作ったうつわも使われているそう。



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アートに疎い私ですが、広々とした木の空間と縁側からの眺めにほっとして、しばしくつろいでしまいました。


自らリノベーションを手がけたというオーナーさん。このお店は、オーナーさんにとっての“ 姫路”をイメージしたものなんだとか。
非日常感のあるギャラリーや、白と黒の落ち着いたカフェスペース、ほっとする甘いお菓子。姫路を訪れた観光客を迎え入れるように、「あまねや」を訪れるひとをもてなします。



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お菓子、お店の雰囲気ともに洗練された「あまねや」。だからといって肩肘張る必要なく、気軽にゆったりと和を堪能できるカフェです。


今回はわらびもちだけでしたが、次回はあんみつやあんころもち(あんこ好きならやっぱりあんこものは制覇しなきゃね)など、気になったメニューをいただいてみたいと思います。



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茶房あまねや(甘音屋大津長松店)
姫路市大津区長松424-1
☎︎079-239-1230
お菓子の販売→9:00から18:00まで
カフェ→10:00から17:00まで
水曜定休


甘音屋本店
姫路市広畑区蒲田5丁目200
☎079-239-1220
10:00から18:00まで
定休日なし