みんなに愛される癒しのあんこ⚫つばきや
神戸市中央区。鯉川筋を北へ上がっていくと、ふと目に入る小さな和菓子屋さん「和のおやつ つばきや」。あんこのおやつに目がない私がずっと行ってみたかったお店です。
赤い椿のロゴマークが目を引く看板。
あずき色の軒先テントに、すだれやお品書きの短冊。レトロなたたずまいにほっこりします。
2、3人入るのがやっとの、こじんまりした店内。
この日はとてもいいお天気で、汗をかきかき元町駅から歩いて行った私を、ゆっくりしていってくださいねと迎えてくださった女性店主さん。まさに、あんこのような癒し系。
ご自身があんこ好きという店主さん。あんこのおやつのお店をと、2年前に「つばきや」をオープンされたそう。私もかなりのあんこ好きだけれど、作るよりも食べるほう専門(笑)なので、尊敬しちゃいます。
おはぎや桜もち、スコーンにグラノラ・・・かわいらしいお菓子たちに、いちいちキュンキュンしてしまいます。品数は多くありませんが、その分ひとつひとつ心をこめて作られています。
では、そのかわい子ちゃんたちを紹介していきましょう。
ちょっと小ぶりなおはぎは、小豆つぶあん、黒豆きなこ、黒ごま、青のり、くるみ白あんの5種類。中には小豆あんが入っています。
家に帰って箱を開けると、おはぎたちが早く食べて食べてと誘っているようで(笑)
あんこは甘さを抑えてあるからか、小豆の風味がしっかり生きています。店主さんがコトコトと小豆を炊いている姿が思い浮かびます。
おもちは、粘りが強いのが特徴の佐賀のひよくもち米を使ってあり、もっちりとした歯ごたえ。
定番のつぶあん、きなこはもちろん大好きなのですが、個性派のくるみ白あんは、香ばしくて予想以上のおいしさでした。
季節の和菓子、桜もち。
淡いピンク色、桜の葉の香り、口に運べば上品な甘さが広がります。和菓子は五感で楽しむとよく言われますが、ほんとにそうだなあと実感。
桜の時期はもう終わりましたが、桜もちで春を味わうことができます。あ、花より団子ですね。
どら焼きは、小豆つぶあん、あんず白あんの2種類。小腹を満たすのにちょうどいい小ぶりなサイズ。今回はあんず白あんをいただきました。
しっとりした生地には、「つばきや」の焼印が。あんずの甘酸っぱさと白あんの甘さがほどよくマッチしています。
あんこがたっぷり練り込まれたあんスコーンは、小豆あんと抹茶白あんの2種類。
スコーンが盛ってあるお皿もステキ。
ほろっと軽い食感で、味もあっさり。
あんこのグラノラ。
オーツ麦にあんこが混ぜ込んであります。クルミやドライマンゴーも入っていて、ザクザクとした食感。50g入りと150g入りがあるのですが、欲張りな私は150g入りを買いました。
今日はヨーグルトに入れていただきましたが、ごろっとしたかたまりもあり、このままでも十分おやつになります。これはたぶん、食べだすと止まらない危険なおいしさ!
山椒もち。
斜向かいの乾物屋さん「うおくに商店」の粉山椒を練りこんだ、やわらか〜い羽二重餅のようなおもち。
口に入れた瞬間、爽快感が広がり、そのあとピリリとした辛さがやってきます。食べたあともしばらくは口の中に爽やかさが残り、初夏を感じる味。
あ、「うおくに商店」については次回の記事で語りますね!
素朴だけれど、やさしい味わいのおやつたち。
余計なものは入れず、お砂糖も洗双糖やオーガニックシュガーを使用するなど、自然に近い味を心がけておられます。
お母さんと一緒にスコーンを買いに来る男の子、どら焼きありますか?と足を止めるご婦人、こないだのはちょっと甘すぎたねと、味を品定めしてくれるおばあちゃん・・・私が店主さんとお話させてもらっているあいだに、いろんな人が立ち寄っていました。
おいしいだけじゃなく、店主さんのお人柄も、みんなに愛されるゆえんなのでしょうね。
私もご近所だったら毎日でも通ってしまいそう。
5月からはわらびもちが、夏にはかき氷も登場するそうなので、また足を運んでみたいと思います。
前回の記事であんこのお話をしたばかりですが、今回もあんこが主役でしたね。そのうち、あんこのおやつを集めた“あんこ手帳”なるものを作ってみたいなあと、ぼんやり考えています。
⚫○⚫○⚫
和のおやつ つばきや
神戸市中央区中山手通3-12-15-101
☎︎078-384-2871
12:00から17:30まで
日・月曜、祝日定休
あんこのつぶやき⚫たい焼き
春。
庭のチューリップ。
風にゆらゆら揺れる姿がかわいい。
すてきな季節なのに、花粉症がひどかったり体調を崩したりで、なかなかブログを更新できないまま日が経ってしまいました。
ほんとに気ままなブログですね、、、
しんどいなーってとき、無性にあんこが食べたくなる私。夜中に突然食べたくなって、小豆を炊きはじめることもあります。ほんとにあんこ好きだなー(笑)
そんなわけで、
JR加古川駅前の路地にあるたい焼き屋さん「やきやきや」。近くを通ると、香ばしいにおいに胃袋が刺激されて、必ず立ち寄ってしまいます。
薄皮の生地の中にはつぶあんがぎっしり。まわりのフチはカットするかどうか聞かれるのですが、パリパリ食感が好きな私はいつもフチ付きで頼みます。
焼きたてにがぶりとかみつくと、あんこの甘さが口いっぱいに広がって幸せな気分に。甘すぎないので、もう一匹いけそうなぐらいです。
とりあえず、あんこ摂取完了!
一生懸命たい焼きを焼く店主のおっちゃんもいい味出してます。
加古川駅の近くに行かれた際は、ぜひ寄ってみてくださいね。
☞鯛焼工房やきやきや
加古川市加古川町篠原町59
☎︎079-427-5176
10:00から19:00まで
月・火曜定休
あったかいものが恋しくなる冬は終わりましたが、
たい焼きはおなかもこころもほっこりさせてくれます。
すこやかな心身をサポート⚫まいんち
神戸市西区。表通りから一本路地に入るだけで、一気に閑静な雰囲気に。その中にたたずむ一軒家のカフェ「mynch(まいんち)」は、まるで隠れ家のよう。
お店の前の黒板が目印です。
メニューなどが書かれています。見るだけでわくわくしてきますね。
古民家の素朴な趣は、やはり落ち着きます。
入ってまず目を引いたのが、アンティークのようなピアノ。趣味でピアノを弾くというオーナーさん。処分されるところだったのを譲ってもらったそうです。
3月なので、おひなさまが飾ってありました。
テーブルやソファの配置がステキすぎて、どこに座ろうか迷ってしまいます。
お天気がよかったので、窓際の席へ。
のほほんランチをいただきました。まろやかなかぼちゃのスープに、やわらかくジューシーな鶏肉のマーマレード煮。ごはんは発芽玄米で、ふんわり炊いてあります。
食後には、このお店のイチオシ、手作りグラノーラを。お砂糖は使わず、ドライフルーツとメープルシロップで甘みをつけてあります。
オートミールとナッツのザクザク感、噛むほどにじわじわと染み出るドライフルーツの甘み。いくらでも食べれそうなおいしさです。
ガトーショコラやチーズケーキなどのスイーツも充実。どれも手作りで無添加だから安心です。
時間を気にせずゆっくりしてほしいと、時計は廊下だけに。照明と時計がレトロな雰囲気を醸し出しています。
やさしい陽が注ぐ縁側。いつまでもくつろいでいたくなります。
さて、グラノーラをテイクアウトしておいとましようかと思っていたら・・・
こんなお部屋が。
なんと、整体とアロマのサロンが併設されているのです。
競泳選手として活躍されていたオーナーさん。競泳のコーチをされていて、スポーツアロマトレーナーなる資格をお持ちなのです。
リラックス効果だけでなく、からだの状態を見て、必要な栄養やその人に合ったトレーニング方法などもアドバイスしてくださるそう。
なるほど、栄養バランスを考えたランチにも納得です。
指導している子どもたちを心身の両面からサポートしたいという思いで、このお店をオープンされたのだとか。多感な子どもたちが気軽に立ち寄れる場所、逃げ場的存在になればと話すオーナーさんは、頼れるアネゴ!という感じ。こんなひとが身近にいてくれる子どもたちが、少しうらやましくなりました。
店内には貸部屋もあり、1時間1,500円で借りることができます。
帰り際、さりげない気遣いがうれしいですね。
栄養たっぷりのランチと、からだを整えてくれるアロマ。そして、気さくでパワフルなオーナーさん。心身ともにすこやかになれる、ありそうでなかったカフェ。ちょっとしんどいなーと思うとき、足を運びたい場所です。
⚫○⚫○⚫
のほほんCafe&からだSalon mynch
神戸市西区玉津町高津橋619-2
☎︎078-939-3362
カフェ→11:30から18:00まで
サロン→10:00から19:00まで(予約制)
不定休
あなたにおいしい思いやりを⚫こはん
西明石。2号線から中に入った路地の一角にある「自然食とおやつ工房こはん」。
玄米をはじめとする、からだによい食材を取り入れたお弁当やお惣菜、卵・乳製品・小麦粉不使用の米粉のお菓子などを販売されています。
昨年までは魚住で営業されていましたが、この2月からこちらに移転され、ついこのあいだオープンしたばかりです。
具が日替わりで楽しめる玄米おにぎり。玄米は無農薬というこだわり。もちもちしていて味もついているので、玄米が苦手なかたやお子さんでも食べやすいと思います。
香ばしい玄米コロッケは、野菜も入っていて、これひとつで大満足です。
自家製、無添加にこだわったお弁当。
予約しておくと、待ち時間なしで受け取りできます。
イートインスペースもあり、お弁当の内容をランチでいただくことができます。
噛めば噛むほど味の出る玄米ごはんと、精進出汁のお味噌汁。おかずもお漬物もすべて手作りで、食材の味をちゃんと味わえます。
さらに、お茶はデトックス効果のある、まこも茶。
素朴だけれど、思いやりとこだわりが感じられるごはんです。
私はランチは決まってこの玄米プレートなのですが、次回は、「こはん」自慢の玄米カレーもいただいてみたいと思います。
食後に、有機はちみつレモンドリンクを。
ほっとするやさしい甘さのスイーツもそろっています。
サクサク感とほどよい甘さで、ついもう1個・・・と手が伸びてしまう米粉のクッキー。米ぬかや大麦若葉、明石のりなどの味があります。
自家製ジャムが入った焼きドーナツ。この日はバレンタイン前ということもあり、ショコラ味のドーナツも用意されていました。
自家製あんこ入りのドーナツ。芋あんとジャムをトッピングして、ぜいたくにいただきまーす。
酒粕パウンドケーキは、まるでチーズケーキのような味わい。お砂糖は極限まで減らしてあり、とってもヘルシー。
玄米甘酒パウンドは、なんとお砂糖なし!甘酒とドライフルーツで甘みをつけてあります。
お砂糖摂りすぎかな、からだによくないかな・・・という心配は無用の、罪悪感ゼロのおやつたち。
ドーナツやパウンドは、日によって味が違うので、お店に行ってからのお楽しみです。
こちらは、米ぬかやもち麦を使用したグラノーラ。
大豆や黒豆も入っています。スーパーなどでは売っていない貴重なグラノーラですね。
私はぬかグラノーラがお気に入りで、ヨーグルトに入れて食べています。
栄養がたっぷりつまった米ぬか。はじめて食べたときは、米ぬかって甘いんだ!と感動しました。ぜひともお試しいただきたい、私のオススメです。
店内には、おにぎりやおやつのほか、選りすぐりの商品が並んでいます。
米ぬかふりかけや糀加工品も、もちろん自家製。
自宅で簡単にできる糠漬けセットも売っています。
ランチでいただいたまこも茶も好評なんだとか。
手作り味噌は、お味噌の発酵を止めないように、パックの口は完全に密閉していません。つまり、こうやってお店に並んでいるあいだも発酵し続けているのですね。生きた酵素を摂ることができる、こだわりのお味噌です。
地元で採れた無農薬のお野菜も。
からだにいいからがんばって食べる、ではなく、からだによくておいしいから食べたい。単純にそう思えるものが、ここにはあります。
癒し系の店主さんとシャキシャキのお母さま、おふたりで切り盛りされているこのお店。からだにもこころにも栄養をくれる、あたたかい場所です。
⚫○⚫○⚫
自然食とおやつ工房こはん
明石市鳥羽1478-1
☎080-6140-0580
11:00から18:00まで
(売り切れ次第終了)
日・月曜・祝日定休
☆おにぎりやお菓子などは取り置きもできます。
お電話でお尋ねください。
海を間近にこだわりを味わう⚫さんぽう穀ワリー
赤穂御崎。
風光明媚なこの地に、そのカフェはあります。
神社の参道を入ってすぐ右手。
福助人形の看板が出迎えてくれます。
「SANPOU KOKUERY(さんぽう穀ワリー)」。播磨灘を望みながら、穀物100%のコーヒー「穀琲(こくひー)」や養菓子と銘打ったスイーツなど、こだわりの味を楽しめます。
(以前は「天と海と菓子とSANPOU」という名前でしたが、昨年11月に屋号を改められました)
店内は、オーダーしたもの以外は撮影禁止なので、お店の様子はお伝えできませんが、落ち着いたステキな空間です。
冬の風物詩、大納言ぜんざい。フルーツ盛り合わせとお茶がセットになっています。
お汁があふれそうなほど入っています。さらっとして、あと味すっきりの優しい甘さ。小豆の素材の味が生きています。こってりしたあまーいぜんざいが苦手な人でも、これならいけるんじゃないでしょうか。
お餅は白餅と玄米餅。香ばしく焼いてあり、玄米餅はプチプチとした歯ごたえ。
フルーツと一緒についているのは、生姜とくるみと昆布の佃煮。くるみのコリコリ食感がくせになりそう。これは絶対ごはんに合いますね。
何気なく添えられたお茶ですが、こんな優れた効用が。
こちらは、春秋限定の養風あんみつ。
あんみつにぜんざい・・・あんこ好きの私にはうれしいメニュー。
ちなみに、夏には自家製シロップのかき氷が登場します。
ショーケースには、季節のケーキやタルトなどが仲良く並んでいます。もちろん、テイクアウトのみもOK。焼き菓子やお茶も販売されていて、おみやげに喜ばれそうなものばかり。
サクサクのクランブルをふたに見立てた、ふたをした木苺とルバーブのケーキ。きゅうんと甘酸っぱいルバーブは、“初恋の味”ということばを連想させます。
そして、忘れてはいけないのが、これ!
卵、小麦粉を使わないおとうふスイーツ、ぷくぷく豆富。柔らかい生地の中に、なめらか豆富クリームがたっぷり入っています。まさに絶品!ひと口惚れのおいしさです。
それからそれから、スイーツだけではなくブランチも用意されています。開店から13時までの数量限定。今の時期は、「粥有十利(しゅうゆうじり)」というお粥のセットがいただけます。
赤穂の本にがりを使った手揚げ豆富に小鉢が2品、おだんごがついています。よく見ると、香の物に結び昆布が(奥左側の小鉢)。縁起が良い昆布、結んであるのでさらに縁起が良い。さりげないおもてなしがうれしいですね。
どのメニューにも店主さんのこだわりが感じられます。大切に、丁寧に、作られているのでしょうね。
あたたかい店内、目の前には海、そして、おいしいスイーツやブランチ。なんともぜいたくなひとときです。
さて、おなかがほっこりしたところで、周辺をちょっと散策。
海の守り神であり、縁結びの神様でもある伊和都比売(いわつひめ)神社。
海に向かって建つ鳥居。海をゆく船乗りたちは、この鳥居を目印に航海安全を祈ったのでしょうね。
左に見えるのは家島諸島。右前方には、う〜っすらと小豆島が。
こんな坂を見ると、駆け下りたくなる。
そして、駆け上がりたくなる!
映画のワンシーンのような風景。
この場所に出合えたことを感謝して、そしてまた、次も笑顔でここへ来られることを願って。
⚫○⚫○⚫
SANPOU KOKUERY
赤穂市御崎2-1
伊和都比売神社前
☎︎0791-42-5155
10:00から17:00まで
水曜定休
☆満席のときは、お店の方に名前と電話番号を伝えておくと、席が空き次第電話してくださいます。
新しい年⚫
あけましておめでとうございます。
昨年12月にこのブログをはじめて、まだ1か月も経っていませんが、今年も気ままにカフェをめぐりたいと思います。
私にとってカフェは、お茶を飲んだりごはんを食べたりするだけじゃなく、疲れたこころに元気をチャージする、そして、トゲトゲしたこころを和らげる、そんな場所でもあります。
このブログを読んでくださったあなたに、少しでも元気や癒しをおすそわけできたなら、とてもうれしいです。
甘酒でほっこり。寒い日はこれに限りますね。
新しい年。よい年でありますように。
今年も気長に、どうぞどうぞよろしくお願いします。
たっぷり野菜で元気をチャージ⚫ココナチュラル
高砂荒井町にある「ココナチュラル」。オープンして2年目のカフェです。100%植物性にこだわったランチやスイーツがいただけます。
ランチメニューを見ると、カツめしにから揚げにハンバーグ・・・と、一見がっつりお肉のようですが、実はこれ、お肉を一切使わずに野菜や大豆などでアレンジしたベジ料理なんです。
いただいたのは、お野菜ランチ。
内容は月替わりです。
野菜メインというと、ヘルシーだけど物足りない気が・・・そんなイメージを覆すランチ。新鮮な野菜をふんだんに使ってあり、大豆や雑穀もうまく取り入れてあるので、充分食べごたえがあります。ベネディクトにアボカドを使ったり、生春巻きに麸を巻いたりと、ユニークな発想も楽しいランチです。
お野菜バーグのプチプチ食感が気になり尋ねてみると、キヌアやチアシードなど今をときめくスーパーフードが入っているそう。ふだん家では食べないものなので、ここでいただけてうれしい。
大豆のから揚げは、限りなくお肉に近い食感です。
ボリューム満点で健康的。女性はもちろん、男性でも満足できると思います。なんだか最近野菜不足だな〜と感じたら、ぜひ行きたいお店。
お弁当の販売もされています。
もちろん、スイーツもばっちりいただきました。
みかんとショコラのローケーキ(左)と、ラズベリーのチーズケーキ(右)。
どっちもおいしそう〜と欲張り丸だし(笑)で迷っていると、ハーフハーフで出してくださいました。
飲みものは、ほうじ茶の豆乳割り。
ローケーキのローは生という意味で、白砂糖や卵、乳製品を使わず焼かずに作ったケーキ。ナッツやココナッツオイルで固めてあります。加熱しないため、食材の生きた酵素をからだに取り入れやすくなるとのこと。なるほど、健康と美容によさそうですね。
こちらはショコラのローケーキとタルト。
妹と半分こしたくて、ハーフハーフをさらに半分に切っていただきました。
個性的なかたちの器は、店主さんのお友達の手作りだそうで、このお店をはじめると決まったときに作ってもらったものだそうです。すてきですね。
ナチュラルテイストの店内。
壁にかかっている色紙、よく見ると『此処自然』と書いてあります。どういう意味だろう?
・・・あ!『ココナチュラル』!お店の名前を漢字で表してあるんですね。
テーブル席は掘りごたつ式になっています。
お手洗いの入口に立てかけてある野菜の絵。なんと店主さんの自作だそう。でもこれ、ただの野菜の絵じゃないんです!
右側には陽(からだを温める)の野菜、左側には陰(からだを冷やす)野菜が描かれているのです。
例えば、トマト。暑い夏に採れるトマトは、からだの熱をとる陰の野菜なのです。勉強になりますね!
テイクアウトのお菓子もそろってます。
ベジタリアンやビーガンの方だけでなく、いろんな人に野菜のお料理を楽しんでほしいと話す店主さんは、明るく前向きな女性。たっぷりお野菜からも店主さんからも元気をもらいました。
来年2月にはお店を移転されるそうです。と言ってもすぐお隣で、今より少し広く席も増えるとのこと。楽しみですね。
⚫○⚫○⚫
ココナチュラル
高砂市荒井町東本町5-23
☎070-5041-1508
10:00から18:00まで
月曜定休、不定休